刑務所

【超過酷】分類センター②

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分類センター初日

扉が開いた瞬間に見た軍隊のような行動訓練にビビりながら、私は分類センターの工場に入りました。


分類センターの担当の親父はいちいち怒鳴ってくるうるさい人で、1番初めの時から『返事の声が小さい』、『もっと声を出せ』、『気合を入れろ』などと言ってきて鬱陶しかったです。

 

軍隊の教官をイメージしてもらえばわかりやすいと思います。とにかくなんでもいいから頭ごなしに怒鳴るみたいな感じです。

 

一通り怒鳴られた後に分類センターの工場での決まりごとなどを説明してもらっていたのですが、この工場の懲役たちの世話をするおじさんの懲役がいて、そのおじさんの懲役の口の利き方が意地悪でうざかったです。

 

『もう1回説明したんだから分かるでしょ』とか、『ちゃんと聞いてるの?聞いてるならなんで大きな声で返事しないの』とか上から目線でくるのでみんなイライラしていました。

 

もう1人いたおじさんの懲役は外国人だったのですが、ラテン系だったためか陽気な人で楽しい人でした。この人に分類センターの工場でやる作業の説明を受けて教えてもらっていました。

 

これらの説明を受けている間に前から分類センターにいる懲役たちの行動訓練が終わっていたので、初日はきつそうな行動訓練を受けずにすみました。しかし明日からは自分も受けることになることを考えると憂鬱でした。みんなきつくてボロボロになっていたからです。

 

そして少しだけ作業をしたらすぐに昼食の時間になりました。食べ終わった後、自己紹介と挨拶をして他のみんなと話をしていると、やはり分類センターの行動訓練はかなりきついということがわかりました。

 

また個人差はありますが、この分類センターには約2~3ヶ月いることになるということがわかりました。2~3ヶ月もきつい行動訓練を受けなければいけないのは考えるだけで気が遠くなりました。

 

居室

分類センターの工場に移っても居室は独居のままでした。私がいた時期にはちょうど福岡刑務所は改築・新築されている頃で、運悪く古い棟の独居が分類センターの懲役たちの居室に割り当てられていました。

 

この棟の独居は本当にボロボロで、虫が居室中にいたり、隙間風が吹いていたり最悪な環境でした。私がいた時はちょうど冬で寒くてなかなか眠ることができませんでした。

 

分類センターの決まりごと

居室から出入りする時の決められた掛け声と動作がある。(全員が揃わないとやり直し)

工場についてから作業席につくまでの細かすぎる所作がある

朝礼時に読み上げる安全十訓を暗記する

朝礼後にラジオ体操(冬季は天突き体操)を親父が納得するまでやる

声はとにかくバカでかく

 

この生活に慣れるのにかなり苦労しました。

 


 

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