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【超過酷】分類センターへ①

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拘置所から移送された刑務所で約1ヶ月過ごした後、私がこれからどこの刑務所で懲役を務めるかを決める分類のために、福岡刑務所内にある分類センター(調査センターとも言います)に移送されました。


この分類センター(調査センター)というところは全国に札幌、宮城、川越、名古屋、大阪、広島、高松、福岡の8ヶ所あって、主に26歳以下の初犯の受刑者が分類と行動訓練を受けるために入れられます。

 

例外で性犯罪を犯した受刑者なども分類センター(調査センター)に入れられますが、26歳以下の受刑者が受ける行動訓練には参加しません。工場も別です。

 

福岡刑務所に移送されてきてすぐに分類センターに行くのかと思っていたのですが、定員オーバーしているらしく、空きが出るまで性犯罪で分類センターに入れられた人と同じ生活をしていました。

 

居室は独居でまた紙糊貼りの作業でした。一応運動時間を使って簡単な行動訓練がありましたが、かなり楽でした。最初は分類センターに行ってもこんなものなのかなと思っていたほどでした。

 

ただ分類センターに行くまでの生活できつく感じたのは、福岡刑務所に移送された当日の行動訓練です。声出し、回れ右、右向け右などひたすらやり続けます。軍隊みたいで、嫌でした。初日だけだったので楽勝でしたが。

 

そしてこれまではテレビは見ることができませんでしたが、福岡刑務所に来てからは見られるようになりました。判決後から数えて2~3ヶ月ぶりのテレビはとても感慨深かったです。

 

福岡刑務所に移送されて約3週間が経ち、もうこのまま分類センターには行かないで移送されるんじゃないかと思っていた時、『明日、センター行くから準備しとけよ』と刑務官から言われました。

 

やっぱり分類センターに行くのかとがっかりしましたが、みんなが言うほど分類センターはきつくないんじゃないかと思い始めていたので、まあいいかと気楽に思っていました。人権のこともあるのでまさか軍隊みたいなことはしないだろうと思っていたからです。

 

そして翌日、分類センターに行くのに連行されている途中、職員から『これから行く分類センターは、聞いていると思うけどかなりキツイから頑張れよ』と言われました。

 

昨日までの楽勝モードから一転して、やっぱりキツイのかよとかなりテンション下がりました。正直全然気合いも入っていなかったですし、覚悟もできていなかったです。

 

分類センターの扉が開けられた瞬間私が目にしたのは、何人もの警備隊の刑務官に怒鳴られながら行動訓練をしている懲役の姿でした。

 

その時私は『これ軍隊じゃん。終わった。』と思いました。

 

そして地獄の分類センターの生活が始まったのです。

 

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