刑務所

初めての刑務所〜刑務所の洗礼〜

投稿日:

刑が確定してから約2週間拘置所で過ごした後、私は1番近くの刑務所に移送されました。

 


この刑務所には、これから懲役を過ごす刑務所を決めるための分類をされるために来ています。この分類では、分類担当の職員と事件についてのことや生い立ちなどを話したり書類に記入したりします。

 

私もこの分類を受けましたが、26歳以下の初犯の受刑者は分類センター(通称分セン)というところに行って、様々な訓練を受けてから分類されて刑務所が決まる仕組みになっていました。

 

ですので私がこの刑務所にきた意味はあまりなかったです。分類は順番待ちなので約1ヶ月程この刑務所で生活をしたのですが、居室は始めての雑居でした。分類をされるのを待っている人たちで居室は固められていました。

 

年齢層は20代から70代まで様々な人がいました。拘置所から一緒に来た40代の人と同じ居室になり、始めての刑務所で不安だった私に色々と刑務所生活でのアドバイスをもらったりしました。

 

分類センターの経験者によると、私が行くことになる分類センターというのは九州には福岡にあって、筋トレや行動訓練などでしごかれてかなりキツイとのことでした。しごかれて死んだ人もいるとかいないとか。

 

もう想像しただけでビビっていました。早く前に進みたい気持ちと分類センターには行きたくない気持ちで交錯していました。

 

分類のためにきた刑務所ですが、作業は当たり前にやらなければなりません。作業内容は拘置所と同じで祭りの出店で使う包装紙の折りと糊貼りでした。

 

本当に単純作業なので精神的にきつくなってきて、でもやらないといけないし評価を落としたくない一心で頑張っていました。

 

刑務所の洗礼を浴びる

この刑務所にいる時に、私の1番最初の刑務所の難しさを感じる出来事がおきました。

 

それは、人間関係についてです。

 

ある時居室の移動があって、私が1人でいた雑居に40代くらいのおじさんら2人が入ってきました。居室にはその居室ごとに掃除の役割分担や配食時の役割分担など決まりごとが存在します。その説明をしていたら急にその40代のおじさんが怒鳴ってきたのです。

 

私は意味がわかりませんでした。

 

運動時間中に他の居室にいた拘置所から一緒にこの刑務所に来た人に相談すると、刑務所ではもっと相手の事を考えて話した方がいいと教えてもらいました。

 

そのおじさんが怒鳴ったのは、多分若い私に色々説明されたのが気に食わなかったみたいです。

 

この経験から私は相手の事を何も考えずに、もしかしたら無意識のうちに偉そうな態度をとっていたのかもしれないと反省しました。

 

刑務所ではこんな些細な事が揉め事の原因になってしまうんだと、このことを反面教師にこれから頑張ろうと思いました。

 

刑務所生活は相手を思いやる事が大切です。

 


 

-刑務所

Copyright© 刑務所から出所した元詐欺師 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.