オレオレ詐欺

オレオレ詐欺で使う出し子・受け子について

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今回はオレオレ詐欺を行うのに必要不可欠な出し子・受け子について、書いていこうと思います。




まず初めに出し子とは、ATMから騙し取ったお金を引き出す役割の人物のことを言います。受け子は、相手から直接騙し取ったお金を受け取る役割の人物のことを言います。

 

違いは直接お金を受け取るかATMからお金を引き出すかです。

 

ATMからお金を引き出すと防犯カメラに引き出す姿が写りますし、直接お金を受け取る場合でも、騙されたフリ作戦などで警察に囲まれているかもしれません。つまり必ず記録が残ります。

 

オレオレ詐欺だけでなく全ての詐欺に共通して言えることは、1番捕まりやすいのはこの末端の出し子・受け子です。

 

オレオレ詐欺を行っているグループ・組織としても、こんな末端の役割の人物にはなるべく報酬は支払いたくありません。しかし、全く支払わないわけにはいきませんので、実際にお金を引き出した金額、もしくは実際に受け取った金額の5%が報酬として支払われます。

 

しかし聞く話によると、5%よりも少ないところもあるみたいです。ひどい話ですがそのくらいの役割だということです。

 

必ず捕まる、その割に報酬が少ない、でも誰でもできる役割ということで、出し子・受け子はお小遣い稼ぎ目的の中学生・高校生が行っています。

 

この年代の子は捕まっても刑務所に行くわけでもなく、少年鑑別所か少年院に行くだけなので、割り切って出し子・受け子の役割を引き受けている子が多いです。あと、あまりよく考えずにお金稼ぎ優先でやっている子もいると思います。

 

オレオレ詐欺をやっているグループ・組織は、必ず捕まる出し子・受け子の事を使い捨ての消耗品としてしか扱っていません。ですので、だんだんやる子がいなくなってきていて、用意するのに困っているところもありました。

 

こうなってくると先輩後輩の上下関係を持ち出してきて、恐怖で探させるもしくはやらせるという感じになっていきました。

 

私みたいに現場から出し子に電話で指示を送る側からすれば、出し子の質というのは本当に重要で、お金を引き出すスピードなど業務に関わってきます。お金を引き出させる以外にもやらせることがあるのですが、そういう業務の動きが悪いと安心して任せられないので自分のことに集中できなくなります。

 

受け子も全国を飛び回ることになりますし、銀行振込ではない分金額も大きくなるので質は重要です。しかも相手から直接お金を受け取るので、変なやつだったらそれだけで詐欺がバレる可能性が高くなります。

 

詐欺グループ・組織は出し子・受け子の用意に少なからず苦労していますし、金融機関も高齢者のお金の出し入れに厳しくなったことから、詐欺被害を防ぐにはこの末端のところで防ぐのがいいと思います。

 

例えばコンビニからATMをなくすとか、銀行口座を顔認証などで本人しか引き出せないようにするとか。

 

もうクレジットカードやスマホ決済で十分です。銀行も手数料取られるのバカらしいですしね。



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