逮捕起訴

再逮捕の後ついに起訴される

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ついに再逮捕されてから勾留延長期限の20日間が過ぎる当日がやってきました。

 

私は起訴されるのか釈放になるのかどっちだろうとソワソワしていました。この日も朝から取調べがあり、取調室の中で結果がわかるまで待っていました。

 

この日の刑事は特に焦った様子はなく普通に取調べに来たので、私はもしかしたらまた再逮捕されるんじゃないかと思っていました。起訴されるという選択肢は、考えたら現実になってしまうような気がして考えないようにしていました。

 

そして、またいつも取調べをしている刑事ではない刑事が取調室に入ってきました。私の運命が決まる大事な一瞬です。

 

 

結果は『起訴』でした。

 

 

逮捕容疑は詐欺・詐欺未遂でしたが、起訴された罪状は窃盗でした。これは、供述をしていないため詐欺での立件が難しく、出し子などと一緒でATM から不正にお金を引き出して盗ったという窃盗罪が適用されたからです。

 

私は起訴されたことを告げられた時、なかなか受け入れられませんでした。起訴されたことで少なくても裁判が終わるまでは絶対に外に出られないことが決まったからです。

 

証拠不十分での釈放を夢見ていた私にはあまりにもキツイ現実でした。刑事にも『起訴されたんだから供述をして調書を作らないと裁判で印象が悪くなるぞ』と言われましたが、正直この時の私にとっては裁判のことなどどうでもいいことでした。

 

とにかく弁護士とこれからのことについて話をしたかったので、すぐに弁護士に面会に来るように伝えてもらいました。

 

そして、弁護士とこれからのことについて話をしていくなかで、起訴されたら証拠品の共犯の供述調書などが確認できるようになるから、それを見てから何を話すのかを決めた方が良いと言われたのでそうすることにしました。

 

私は逮捕される前に出し子を見つけてきたり、出し子からお金を受け取る人間を用意したりもしていたため、私の犯罪のどこまでが共犯にチンコロされて警察にバレているのかが分からなかったからです。

 

起訴されてから証拠書類が公開されるまで何日間かタイムラグがあるので、私と弁護士が確認できるまではこれまで通り、取調べでは何も供述しませんでした。

 

弁護士が面会に来る前に、証拠書類のコピーをとったらすぐに私に郵送で送ってくれました。その中の共犯の供述調書を読むと、私が掛け子をしていたことは警察に話をしていませんでした。

 

全ての供述調書を読むと、私に言われて出し子を用意したり、騙し取ったお金を出し子から受け取ったり運んだりしたという流れで話が進んでいました。

 

幸いにも1番バレたくない掛け子のことについては、まだ知られていませんでした。これはラッキーだなと思い、その後の弁護士との面会で話をした上で、出し子とお金を受け取って運ぶ役割の人間を斡旋しただけなら、執行猶予で出ることも難しくないという話になり、この流れに乗って認める方向に切り替えることになりました。

 

こうして私は取調べでやっと口を開くことになりました。

 

このタイミングで接見禁止の解除を裁判官に求めましたが、認めているにも関わらず解除されませんでした。

 

取調べに応じても接見禁止は解除されず、保釈も通りません。

 

捜査機関はなるべく長く身柄を拘束して被疑者にストレスを与えようとしているようにしか思えません。この思いは長くなるので今回はもうやめますが、今度人質司法と言われる問題点について書きたいと思います。

【人質司法】日本の司法の問題点なぜ人質司法と言われるか

 

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