逮捕起訴

まさかの再逮捕

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最初に逮捕されてから20日間の勾留延長をされた最後の日、私は釈放される気満々でした。


午前中には裁判所からの書類が届いて釈放かなと思っていたのですが、届いていないみたいで何の言い渡しも受けませんでした。しかも、その午前中に刑事の取調べもあったので不思議に思っていました。

 

昼もいつも通り取調べがあり裁判所からの書類が届くのを待っていると、いつも私の取調べをしている刑事ではない刑事が取調室に入ってきました。

 

なんだろうと思っていると、再逮捕の逮捕状を見せられて『この事件の容疑で再逮捕するから』と言われました。

 

私は今思うと考えが甘かったのですが、再逮捕は選択肢の中にはなかったのでとても驚きましたし、とても落ち込みました。この日に証拠不十分で釈放になることばかり考えていたからです。

 

この再逮捕された容疑もオレオレ詐欺で、被害者が違うだけでした。また逮捕かと思いながらもまだ起訴されたわけではないので、ここも乗り切ったら今度こそ証拠不十分で釈放だ、と気持ちを立て直しました。

 

再逮捕でも逮捕されるたびに送検がありますし、勾留期限の延長もあります。なのでこの再逮捕でも私は逮捕されてからの22日間(警察の逮捕から48時間+送検されてからの20日間)は留置場で生活することになりました。

 

この留置場に勾留されてから毎週弁護士は来てくれていましたし、来てほしくなった時は留置場の警察官に言えば弁護士に連絡をしてくれるので、用ができた時は呼んでいました。

 

弁護士にも色々と相談するなかで、とりあえずこのまま黙秘して調書も一切作成しないことになっていました。なかなか3回目の再逮捕はないだろうとのことだったので、釈放されるのか起訴されるのか結果が出るまで待つことになりました。

 

弁護士との面会の時に、私が逮捕されてすぐに実家や住んでいた家にガサが入ったことを聞いていたのですが、再逮捕されてから少しして警察も私が黙秘して供述をしないことで捜査がうまくいっていないのか、2回目のガサ入れが行われたことを聞きました。

 

私は住んでもいない実家にまでガサ入れをする警察に腹が立ちました。しかも1回しているのに2回目をやる意味がわかりません。近所の目もありますし、両親にこれ以上迷惑がかかることが本当に嫌でした。

 

これはもうただの嫌がらせだと思った私は、取調べをする刑事に、これはおかしいよと伝えて今まで以上に取調べに協力しませんでした。

 

これまで以上に取調室の中は険悪モードになり、お互いに口を開かないなかでまた勾留期限をむかえることになりました。

 

この時期はまだ接見禁止がつけられていたので、直接当時付き合っていた女性とは手紙のやり取りはできませんでした。でも弁護士経由で手紙を見せてもらったり、伝言を伝えてもらったりしていました。

 

この接見禁止の制度ですが、私はいらないと思います。

 

手紙は検閲されますし弁護士以外の面会には警察官が立ち会うからです。接見禁止をつけられる理由は証拠隠滅ですが、このように見張られているのですからしようがありません。

 

罪を認めていたら接見禁止はつかないのに、否認していたら絶対に接見禁止がつくのっておかしいです。

 

身柄を拘束されている人はあくまでも被疑者です。呼んで字のごとく、疑いをかけられている人のことで犯罪者ではありません。留置場での孤独がどれほど苦しいか。

 

私は接見禁止という制度に反対です。


 

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